【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第27章 Dawn22.神と世界-桃源郷-
鼾「少しはしゃべってみたらどうだ?張り合いがないだろう」
畜生道は何も言わず、紫の輪廻眼を光らせるだけ。
鼾「フッ…お前がその気なら、自らしゃべりたくなるようにしてやる」
イビキが走り出すと、追うように暗部3人も走り出した。
「犬っころは我らが!」
イビキにそれだけ伝えると、暗部3人は増幅口寄せの巨大狼に向かっていった。
すると、畜生道を乗せた巨大なサイがイビキに突っ込んでいく。
鼾「口寄せ:アイアンメイデン!」
しかしその瞬間、サイの大きな角がイビキの身体を串刺しにした。
ボフン!
が、すぐにイビキの姿が消える。
代わりにそこには丸太が刺さっていた。
巨大サイは混乱して本物のイビキを見つけようと見回している。
ボフッ
そこに下から鉄製の招き猫が現れ、サイをその中に閉じ込める。
そうして再び、すぐさま下から鎖が伸びてきて、獣を閉じ込めた招き猫を頑丈に縛ると、地中へと引きずり込んでいった。
畜生道はその様子をただ、瓦礫の上から傍観しているだけ。
そんな畜生道を見上げ、"くっ"と唸ったイビキ。
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