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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第27章 Dawn22.神と世界-桃源郷-





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畜「ここか…」


自来也によって持ち帰られた前の畜生道の死体。

その身体に埋め込まれた黒いピアス。

それはペインと六道を繋ぐチャクラの送受信機の役割を果たしている。

自来也のダイイングメッセージとこの受信機の存在がうまく繋がれば、"ペインが六道を操っている"という答えにたどり着く。

その秘密を悟られぬため、まず検死室や尋問班のいる場所を襲撃していた。


畜生道の前には、シズネ、イノ、いのいち、イビキ、暗部3人がいる。

完全に瓦礫と化していた壁や屋根の向こうには、ガルルルと唸り声を上げる狼の巨大な獣。

その頭だけはいくつにも分かれていた。


鼾「ここは俺と暗部に任せて別の場所へ!」


イビキが声を強めると、イノ、いのいち、シズネは大きく頷き、部屋を出て行った。

それを、巨大なサイの頭の上で見下ろしているだけの畜生道。

すると、その視線を遮るようにイビキと暗部3人が前に立った。


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