【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第27章 Dawn22.神と世界-桃源郷-
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「捕えたあの者達はいかがなさるおつもりですか?」
狐の面をかぶった黒ずくめの男達は、杖をついた年老いた男の前にひざまずいていた。
この男―…"ダンゾウ"は背筋を伸ばし、ゆっくりと口を開いた。
団「奴らにはそれ相応の極刑を課さなければならん。もちろん、うちはサスケにも」
「と…言いますと?」
団「死…それ以外に何もない」
ダンゾウは左目をギラつかせ、静かに言い放った。
団(イタチとの盟約があるが…今となっては恐るるに足らん。奴はもう死んだ)
ダンゾウは鼻で笑う。
団「サスケらを捕えたのは暗部。綱手にもワシの言い分を聞いてもらわんとな…」
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