第26章 Dawn２１.師匠と弟子

斑｢お前と目的は異なるが、ペインもこれから木ノ葉を攻める｣

佐｢俺たちの後に里自体壊滅しようがしまいが構わない。"鷹"が殺るのは上役だ。基本的にそれ以外は対象としない｣

斑(上役のみ…。犠牲は最低限にしたいというわけか…)


マダラはフッと笑った。


斑｢そういうところはイタチと似たんだな…｣


サスケが眉間にシワを寄せると、マダラは"いや…"と話を切った。


佐｢これから準備がある。水月もお前らのアジトに来ていたが、先に帰らせた｣


サスケは二人に背中を向けた。


佐｢急に来て世話になった。じゃあな｣


そのままザッと飛び上がり、木の太い枝に立った。

しかし、何か思い出したように二人に振り向いた。


佐｢兄さんに"修業楽しかった"と伝えておいてくれ｣


少し微笑み、何かを覚悟したような目を見せたサスケは木々の中に姿を消した………


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