【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第26章 Dawn21.師匠と弟子
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その後、マダラとリンはアジトへの帰り道を歩いていた。
辺りは真夜中の静けさが包み、しんとしている。
二人の足音が妙に響く。
鈴「あ…」
急に何かを思い出したかのように立ち止まると、マダラも足を止めた。
鈴「そういえばーー…」
と言ったはいいものの、それからリンは何も言わずに考え込んでしまった。
―――…
自「それからもう一つ言っておく…。17年前に起きた木ノ葉の九尾の妖狐襲来……あれは……………
"人災"だ」
―――…
斑「どうした?」
鈴「いえ、大したことじゃないんですけど…」
マダラが眉を寄せると、リンもそれに気付き、渋々話し出す。
鈴「自来也先生の言った事が気になったんです。木ノ葉で起きた"17年前の九尾の妖狐襲来"のこと…」
斑「九尾の…?」
鈴「うん…」
マダラは更に眉間にシワを寄せ、あからさまに顔をしかめた。
鈴「あれが"人災"だって、自来也先生が…」
終始怪訝な顔のリンだったが、マダラの方を向いて苦笑いを浮かべた。
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