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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第26章 Dawn21.師匠と弟子





――――――――――…



自「終わったの…」


自来也の前にあおむけで倒れているのは、畜生道達3人。

彼らは全員腹に大きな刀を突き刺され、口から血を流し、目を見開いていた。


自「これで……これで"暁"の首領をとらえられた」







痛「油断はするなと…アンタから教わったはずだが…自来也先生」








ドォオオォオオオオーーーーー…ッッ!!!!!



その刹那、壁に大きな穴が開き、建物の外に投げ出された自来也。

彼は懸命に両足をつき、身体を支えながら着地した。

そこには水が張った湖のような場所。

しかし、自来也はすぐに肩膝をつき、しゃがみ込んだ。

ボタボタと水面に赤い鮮血が溶け込んでいく。


シマ「小僧!お前、左腕が…!」

自「わかっとります…!」


しゃがみ込む自来也の左腕は二の腕の辺りから引きちぎられている。

苦痛に顔を歪めながらも、自来也は右手で血を止めながら立ち上がった。

そして、それを見下ろす輪廻眼の者達――…


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