第26章 Dawn２１.師匠と弟子

自｢輪廻眼！？なぜお前がーー…！！？｣


その問いかけには答えず、リンはザッと地面を強く蹴った。

そして、ペインの隣に着地し、彼と同じく自来也を見下ろした。


鈴｢先生には言ってなかったけどね…私、陰眼の輪廻眼なの。ま、今更そんなの教えても意味ないですけど｣


リンは自来也を完全に"敵"と見なした。


痛｢リン…いいのか？｣

鈴｢うん｣


ペインも、リンが師であった自来也を敵と見なしたことに気付き、横目で問い掛ける。

が、リンは自来也を見下ろしたまま頷いた。


鈴｢だって、"白の堕天使"の事件は私だけじゃなくて、お兄ちゃんだって小南姉だって…みんな傷ついたんだよ…？｣


リンはあの時のみんなの傷だらけの笑顔を思い出す。


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