【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第9章 Dawn7.想いと正体
月も星も宝石のように煌々と光るはずの夜空に雲がかかり、綺麗に輝けない。
そんな夜を背に、マダラが飛び込むようにアジトに入る。
泥「おう、トビ。予定より早かった…な………」
蠍「なッ…!?」
飛「オイオイッ!みんなしてどうした…ってリン!!?」
飛段の大声に他のメンバーも一斉に振り向く。
そこには、腹部からポタポタと血を流しているリンとその彼女を抱えたトビ―…マダラが立っていた。
痛「リ………ン…?」
リンは頭が後ろにだらりと下がり、血だらけだった。
ペインは息を吸い込んだままそこから動けなくなってしまった。
その悲惨な光景に、メンバー全員が息をのむ。
斑「小南!小南はどこだ!?」
叫びながら土足でアジトの中にはいるマダラ。
床にリンの鮮血がポタポタと落ちる。
小「ここよ!落ち着きなさい!」
焦るマダラに小南も駆け寄りながら叫ぶ。
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