第25章 Side Story -お勉強の時間②-

斑｢今回は、なぜ魔像の上に立つ位置がはめている指輪の位置と違うメンバー…イレギュラーがいるのかについて、今一度確認をしようと思う｣

蠍｢前回先伸ばしにしたって話題か｣

飛｢面白そうな話じゃねーか！ゲハハ！｣

斑｢前回参加できなかった飛段は満を持しての登場だが、サソリ、ペインとデイダラはどうした？｣

蠍｢あいつらの代わりに来てやったんだよ。俺は参加する気なかったんだがな｣

斑｢代わり？｣

蠍｢あぁ。リーダーは水の国で開かれる『弟妹がかわいいの会』にイタチと参加しなきゃなんねーとかで二人揃って早々に出て行った。デイダラは二人に花札で負けてその足に使われてる｣

斑｢大丈夫じゃないうちの兄二人が行って大丈夫なのか水の国｣

飛｢会の名前がまんま過ぎじゃね？もっとこう…何かあっただろォ！｣

蠍｢しかもあいつらその会の幹部らしい｣

飛｢ハァ！？もう怖えーよ俺、あいつらのこと…｣

蠍｢安心しろ。ちゃんと忍術で変装して行っているらしい｣

飛｢そこじゃねーわ怖えーの。まぁ、趣味嗜好は人それぞれだからいいけどよォ…｣

斑｢こんなに飛段がまともに見えるということは…｣

蠍｢まさか…幻術！？｣

飛｢るっせーよ！！つーかさっさと始めやがれ！｣


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