第24章 Dawn２０.動物と絆-真実-

斑｢リン、お前も無防備過ぎるぞ｣

鈴｢…ごめんなさい｣


リンが目を潤ませて下を向いてしまうと、マダラは溜息をついた。

しかし、そのままリンを引き寄せて腰に手をまわす。

リンがふと顔を上げ、マダラの方を見つめると、彼は困ったように微笑んだ。


斑｢怒ってないから…そんな顔するな｣

鈴｢…本当？｣

斑｢あぁ｣


すると、リンの表情がパァッと笑顔になった。


鈴｢よかった！｣


リンはマダラに抱き着いてスリスリ甘える。


斑(それは反則だ…！だが…可愛過ぎる！)


リンの甘えた抱き着きアタックがドストライクだったマダラ。


斑｢リン…｣

鈴｢マダラさん…｣


人目もはばからず、相変わらずラブラブしている。


痛｢くそぉお！！俺のかわいい妹を独り占めするなど！マダラめ！許さんぞ畜生！！｣

小｢落ち着きなさい、ペイン。いい加減諦めたらどう？｣


orz←まさにこの体勢で地面をポカポカ殴るペインに、小南はあきれながらなだめる。

しかし、マダラとリンは抱き合ったまま完全に二人の世界に溺れている。


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