【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第24章 Dawn20.動物と絆-真実-
佐「俺…まだトマト好きだよ」
ふと、サスケの震えた声がイタチの鼓膜を揺らした。
佐「今好きな事は修業と散歩…。足くじいて背負われて、家に帰った事も覚えてる…っ。手裏剣術も…それ以外だってもっと教わりたい…!月も一緒に眺めて、また話だってしたい!!」
鼬「…サスケ……」
鼬(全て…知ってしまったんだな…)
誰が話したかなどは明白。
しかし、今はそれを咎めようとは思わない。
なぜならそのおかげで、こうしてサスケと共にいることができるのだから――…
今ならサスケに、これまでひた隠してきた"本当の気持ち"を伝えられそうな気がした。
目の前にあるサスケの顔を見上げれば、唇が小刻みに震えているのがすぐにわかった。
こうしている時は涙をこらえている証拠。
鼬(幼い頃から…変わっていないな…)
イタチはそんなサスケを見てつい顔が綻んだ。
鼬「…サスケ……」
小さく呟くと、サスケは自分の肩をギュッと強く握ってくる。
佐「……月…また見たいんだ…。だから…死ぬなよ…」
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