第20章 旅行
そして旅行当日。
『だろうとは、思ってたけど、やっぱりこのメンツなのね。』
リビングに、クレハ、詩葉、キヨ、レトルト、ヨシヤが荷物を持って待っていた。
キ「お早う桜。ヨシヤに突然旅行行くから時間作れって言われて焦ったわ。」
レ「ほんま、突然過ぎて困るっちゅうの。」
ヨ「いやぁ、どうしても旅行に行きたくなっちゃってさ!」
こ「どこに行く予定なの?」
ヨ「静岡!海もあるし、温泉もある!」
『待って。海?水着なんて用意してない!』
ヨ「それがさ、この家にあるんだよな!」
『はぁ?』
一同はヨシヤに案内され2階の一室に行く。
ヨ「たまたま間違えて開けたんだけど、ビビるぜ。」
ドアを開けるとそこには、様々な衣装が女性物、男性物と分かれて綺麗に掛けてあったり畳んであったりとお店のように広がる。
キ「なんじゃこりゃ!」
レ「相変わらずすごい家よな!」
『これ、全部おじぃの会社のブランドだ。あっ!だから水着があるのか!』
ヨ「多分そう言う事なんじゃないかな?おじぃに聞いたら使っていいって言われたから、選ぼうぜ!」
渋々桜は承諾し、皆で水着を選び支度を済ませ、静岡に向かう。