第4章 解散式の夜
カレン「シロイラさん!クロイラさん!」
四人は立ち上がり、敬礼をした
シロイラ「あー…直っていいよ」
アルミン「今日はどうしたんですか?」
シロイラ「えっとね…エレンとカレンに用があって来たんだ」
エレン「オレですか?」
シロイラ「そう!じゃあ本題に戻るけど…」
シロイラは一旦そこで息を付いた
シロイラ「実はカルラさん…生きてるんだよ」
五人が固まる
カレン「え?なんで…?」
カレンが掠れた声で尋ねた
クロイラ「シロが…巨人に食べられそうになったとき…助けたんだ」
クロイラはゆっくりと喋った
エレン「か…母さんは何処にいるんですか⁉︎今すぐ会わせてください‼︎」
エレンはクロイラの服を掴んだ
クロイラ「えっ…ちょっ…」
クロイラはオドオドした
シロイラ「それは無理かもね…
だってカルラさん自体が…君たちのこと憶えてないらしいんだ…」