第3章 その日
勢い良く飛び込んできた巨人は、扉を壊して止まった
そして、息を吐いた
その口からは水蒸気が出ていた
「おしまいだ…
また…人類は…
巨人に食い尽くされる…」
船に乗っていた人々の顔がより一層暗くなった
エレン(もう…あの家には…
2度と帰れない
母さんもカレンも生きているかどうかわからない…
どうしてこんな目に…
人間が弱いから?
弱いヤツは泣き喚くしかないのか⁉︎)
エレンの目は怒りで染まった
エレン「駆逐してやる‼︎」
エレンはゆっくりと立ち上がった
ミカサが驚きの表情でエレンを見る
エレン「この世から… 一匹… 残らず‼︎」