第31章 あなた色
ふわふわのベッドの上でシーツにくるまって、安室さんを見た。
タオルを腰に巻き、冷蔵庫から取り出したペットボトルの水を豪快に飲んでいる。
……たくましい体だな。
鍛えているんだろう。
軋む体を起こし、私も水を要求した。
「ほら。」
「ありがと。」
新しいお水を受け取り蓋を開けようとしたが、フルフルと身体が震えてるあかない。
「なんだ、開けられないのか?」
「力…入らなくて…」
「貸せ。」
パキッと簡単に開け、飲むと体に染みわたって美味しかった。
飲み終わると私は再びシーツにくるまり横になった。
ふだんそんなに運動しないから、身体中が痛い。
何度もイカされもういつでもねむれる…。
「何寝ようとしてんだ。」
「へ?」
うつ伏せでうとうとしていたら、安室さんが横に一緒に寝転がり私の髪の毛をサラサラと触れている。
「せっかく二人して明日休みなんだ。滅多にない。もう少しだけ起きてて。」
「えっ、でももう三回も…!」
「僕はまだいける。」
「私はもう…!」
「まだいける。」
「…っ!」
「まだお前を感じたい。な?」
「おっ…うぅ…」
うつ伏せになっていた私は恥ずかしくて、ポスッと枕に顔を押し付けた。
サラッと髪の毛を横に流される。
安室さんの指先が肩甲骨あたりに当たり、ゾクっとした。
あんなにしたのに、未だ反応してしまう自分の身体が憎い。
ちゅっ
「ひゃっ…」
背中の背骨の横あたりに柔らかい唇を感じた。
「だっダメっ!背中…っやだ!」
「だめ?やだ?めぐみのはすごい感じるって意味だからな。」
「ちがっ!……やっ…あんっ…んん」
フェザータッチでさわさわと触れていく安室さん。
「いい反応だな。」
「お願いっ…やぁ…」
うつ伏せから起きようとしても、お尻あたりに安室さんが乗っかっていて、どうも逃げられない。
シーツをぎゅっと握りしめるしか出来なかった。
柔らかい舌先で舐めていく。
「あぁ…んぁ…んっ…やだ……」
ひとしきり、私の背中で遊んだ安室さんは私の上から退けると、そのままお尻を掴み持ち上げた。
「やっ!まって…っ!」
「これだけ濡らしといて?」
腰を掴み、安室さんは自身を奥まで突き上げた。