第22章 お買い物
ポアロに帰ってきたら夕方になってしまったので、カーテンをつけたりは今度の機会になった。
「すみません、僕はこれから依頼人に会いに行かなくてはいけないので、ここで帰ります。」
「クルマありがとうございました。お仕事頑張って。」
「はい。…以前言われたあれお願いします。」
「…?」
なんだっけ?
探偵業に行く時何かしてただろうか。
「あっ、あれですか?『無茶せず、怪我なし、頑張って。』でしたっけ?」
「それですそれそれ。それ好きです。これから行くぞって気持ちになるんですよね。」
「探偵なのに怪我ばっかり。変なの。」
「僕がまだまだだからですね。毛利先生みたいにスマートにいけたらいいんですが。」
コナンくんや服部平次くんは怪我してるイメージあるかも。
やっぱり探偵って大変だ。
「安室さん。」
「はい?」
ドアを出て行こうとする安室さんの手を取り、指先を少しだけつよく握った。
「無茶ダメ、怪我もっとダメ、ゆっくり頑張って。」
「はい、めぐみさん。」
裏口から出て行った安室さんを見送り、私もお店を出る準備をした。
私も今日は夜に仕事があるからだ。