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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第140章 I will.


あれから降谷さんはコナンくんとずっと話をしていた。

私は受話器を当ててあげて、降谷さんが話しやすくしてあげていた。





「焦りは禁物だよ。」

首に爆弾を付けられて1番焦ってしまいそうな人が1番落ち着いている。





ーー…強いな。降谷さんは。


コナンくんとの通話を終え、しばらくするとパソコンに何通かメールが届いたので私はそれを開いた。


「降谷さんっ!」
「あぁ。見たよ。」


風見さんとローラさんからだった。


二人からの報告を見て、降谷さんは目をキラキラとさせ、身体をぐっと伸ばすように立ち上がった。


「ここにいるのも飽きたな。出る準備をしよう。」

「はいっ!」

「風見がそろそろ来る。爆弾の解体となると危険だからーー…」
「わかった。風見さんのサポートに回るね。」
「…上に上がってろって言いたかったんだが。」


んべっと、降谷さんに向かって舌を出してやった。


「ここまで一緒だったんだもん。最後までいさせて。邪魔はしない。」
「ーー…わかった。」

観念したように降谷さんは私を見つめた。


しばらくするとエレベーターが動く音がして風見さんが降りてきた。

大きな防護服や工具箱など大荷物だ。



「ローラから中和剤も預かって来ました。」
「あぁ。頼んだぞ。風見。」



白く大きな防護服を下から着ようとする風見さんに私は近づいた。


「この服だと中はきっと暑いです。今のうちに冷たい水を。」

今から細かい作業をするんだろう。しかも上司の首についている爆弾の解体だ…。
緊張してるはずだ。



「ありがとうございます。」

風見さんはペットボトルを受け取り、凄い勢いで水を飲み干した。


ーー…やっぱり緊張してるんだ。


「あれ?風見さん。ほっぺどうしたんですか?」

赤くすこし腫れた頬に手を伸ばした。
誰かに殴られたのだろうか。

「…あ、いや。これはちょっと。」

風見さんは自分の頬を押さえ、気まずそうに視線を逸らした。
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