第1章 松田さんといっしょ
【ちょっとポルシェをガルウィングにしようとしただけだがな…】
『逆に怒られないとでも?』
「あんくらいでキレるとか心が狭すぎんだよ!」
『…ダメだこりゃ』
【機動隊の…爆発物処理班だとォ!?んなの興味あるに決まってんだろーが!よろしくお願いしてやるぜ!】
『はいっ!松田さんのツンデレ入りましたー!』
「ったく、ツンデレじゃねぇっつってんだろ!」
『それでもお願いしてる態度じゃ無いよね?萩原さんのツッコミ的確だよね?』
「お願いしてやるぜって言ってんだからお願いしてるんだよ!」
【俺には元々…アクセルしか付いてねぇからよ!】
『カッコよすぎる…』
「そりゃどーも。」
『…でもよく考えたらただの馬鹿なんじゃ…?』
「んな事ねぇから考えんな」
【おい萩原…アレできるか?】
「アレ、CGじゃなくてガチでやったんだよなぁ、車吹っ飛ぶの」
『…マジで?』
「おう、アイツ、リアルでもたまにやってるぜ?」
『聞いちゃいけないこと聞いた気がする』
【ゼロ…舌噛むんじゃねーぞ…】
『危ないほんとに…あれガチなんでしょ?事故ったらどーすんの…』
「まぁ、萩原の事信じてっからな!アイツはそんなヘマしねーよ。」
『流石、昔からの親友なだけあるね。説得力半端ないわ…』
「だろ?まぁ、死にかけたことは何回かあるけどな…」
『…やっぱダメ、無茶しないように説教しとく』
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