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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第19章 独占欲



「独占欲強すぎです……
と言うか、自分だって他の女性で得た技術を
私に使ってるんですよね?」

エマは思わず言い返す。



リヴァイは少し考える様に目を瞑ると、

「俺は別に好きな女とやってた訳じゃねぇ。
ただの性欲処理の為にやってただけだ。」

そう言ってエマを見る。


「いや、そんなことを堂々と言われても……」

リヴァイの言葉の真意がよく分からず、
エマは困ったような顔をする。



「俺はお前と性欲処理の為に
やってる訳じゃねぇんだよ。」

リヴァイは自分の考えを
なかなか理解しないエマに
苛立ちを抑えきれず、

「俺はお前を、あ」

ムキになったように
そこまで言いかけて、口を閉ざした。

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