第18章 ●見せつけるキス
「無茶苦茶じゃねぇよ。」
リヴァイはそう言いながら、
再びエマに唇を重ねた。
そして、優しく唇を啄んだ後、
少し唇を離し
「おい、舌出せ。」
と、エマの頬に手を当てる。
「……舌?」
エマはそう言いながらも、
舌を出して見せると、
リヴァイはエマの舌を
包み込むように口に含み、強く吸った。
「んっ、ぅあ……」
エマが思わず声を上げ、
舌を引っ込めようとすると、
「なぁ、舌を出せっつってんだろうが。」
リヴァイはそう言って
エマの下唇を優しく舐める。
エマは自分の体温が
徐々に上がっていくことを感じながら、
再びそっと舌を出した。