第71章 リヴァイの休日
「す、すみません。でも、やっぱり」
「やっぱりはねぇ。俺とエルヴィンに
そんな関係があってたまるか。」
リヴァイはエマの発言を遮り、
突然エマに唇を重ねた。
いきなり濃厚なキスをされ、
エマは戸惑いながらも
リヴァイの行為を受け止める。
唇が離れたころには、少し息が弾み、
体内の酸素が欠如しているような
感覚を覚えて、小さく深呼吸をした。
「……リヴァイ、さん、
急にどうしたんですか?」
エマがリヴァイの顔を覗き込むと、
「俺はお前にしか欲情しねぇし、
お前しか欲しいと思わない。
ましてやエルヴィンに欲情する訳がねぇだろ。」
リヴァイは小さく息を吐き、
強くエマを抱きしめた。