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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第68章 約束の桜



「入場する前から、
そんないい話するからでしょ……」


エマは必死で涙を呑み込むと

「……お父さん、今までずっと
見守っていてくれて、ありがとう。」

そう言って、ピクシスに笑いかけた。


「……おいおい、そういう事をここで言うな。
二人揃って泣いて入場など前代未聞だぞ?」

ピクシスの言葉に、
エマが小さく吹き出したとき、
教会の扉がゆっくり開いた。


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