第66章 ●限界の為
「おい、動く気ねぇんなら、俺が動くぞ?」
「いやっ、だ、ダメですっ。」
エマは急いで身体を起こすと、
リヴァイの胸元に手を置き、
ゆっくり身体を上下させ始めた。
「…っ…はぁっ……、
お前、めちゃくちゃ
いやらしい顔してんじゃねぇか……」
リヴァイはそう言いながら
ギプスの巻かれた手で、
エマの胸の先端をそっと撫でた。
「んぁっ!…も、何してんですか……?」
エマはリヴァイの手を掴むと、
身体を倒し、優しく唇を重ねた。
徐に入れ込んだ舌で、
リヴァイの口内を掻き乱しながら
下半身を捩じらせ、
リヴァイのものを奥深くで味わう。