第66章 ●限界の為
「くっ…、お、お前な…、
さっきから俺の話聞く気ねぇだろ!?」
「リヴァイさんだって、
いつも私の言い分なんか無視するくせに。
たまには逆の立場に
立ってみたかったんですよ。」
「……それにしても、お前、
えらく余裕みてぇだが。」
リヴァイは息を弾ませながら、
不満気な表情でエマを見た。
「多分、リヴァイさんに
余裕がないからじゃないですか……?
私も結構一杯一杯ですよ。」
エマはそう言って少し息を吐くと、
上下運動を繰り返しながら
少しずつ陰茎を陰部の奥まで入れ込んだ。
リヴァイの熱い体温が、
身体の中をゆっくり伝う。
「…っん……、あー……、
これ、結構やばいですね……」
エマはリヴァイの胸に身体を預けると、
ゆっくり呼吸をし、昂った感情を抑えようと
リヴァイの鼓動の音に耳を澄ませる。