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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】
第62章 夢を叶える為に必要なもの
「今は優しい同情でもいい。
必ず私のことを心身ともに
一番に愛せるようにする。
……君を一秒でも早く救いたいんだ。」
エマは思わず
エルヴィンの顔を見つめる。
それと同時に、
エマの頬を涙が伝った。
エルヴィンは
エマの涙を指ですくい、
「これから先ずっと、
私に君の涙を拭わせて欲しい。
君の残りの人生を、
私に委ねてはもらえないか?」
と、優しい瞳で
エマを見つめた。
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