• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第55章 作戦の上の作戦



その時。

エルヴィンは急にエマを離し、
時計を確認した後



「エマ。誕生日おめでとう。」

と、エマに笑いかけた。




一瞬言葉を失ったエマだったが、

「……え、今日、私誕生日なんですか?」

と、気の抜けた声を出す。



エルヴィンは小さく笑ながら
エマの身体を起こすと、

「君も自分の誕生日は
覚えていなかったんだな。」

そう言ってベッド脇から花束を取り出し

「君の誕生日を
一番に祝うことが出来て良かった。
受け取ってくれるか?」

と、エマに差し出した。


「……ありがとうございます。」

エマはエルヴィンに微笑み返し、
花束を受け取った。

/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp