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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第48章 最初で最後の




『結局やっちゃったよ……』


エマは朝からリヴァイと
身体を合わしたことを悔やみつつ、
昼食の準備をしていた。



『リヴァイさんのあの目、卑怯なんだよなぁ。
あんな優しくていやらしい目されたら、
逃げられるはずないじゃん……』

そう思いながら、
リヴァイの淫猥な目を思い出し、
また少し身体が熱くなる。


『ダメだ。余計なことは考えないでおこう……』
「おい、お前……
またやらしいこと考えてんのか?」

急に耳元でリヴァイに声を掛けられ、
エマは身体をビクつかせた。


「り、リヴァイさん、
心臓に悪いので、
急に出て来るのやめてください……」

エマは若干震える声でリヴァイに訴える。


「あ?俺は結構前からここにいたが。
お前がやらしい妄想に夢中で
気付かなかっただけ」
「ちょっと!何てこと言ってるんですか!」

エマは思わずリヴァイの口を塞いだ。

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