第40章 ●焦燥感の後は
指を滑らしていくと、
既に下着は愛液で湿潤していて
「こんなに濡らして、
私のものを待ってくれているのか?」
と、嬉しそうに笑う。
「……んっ、さっきから、
言ってるじゃないですか……」
エマは堪えきれず、
エルヴィンの膝の上に跨った。
エルヴィンはエマの下着を脱がすと、
「積極的だな。
最近していないから溜まっているんだろう。」
そう言って、
ゆっくりエマの中に陰茎を挿入した。
「ぅあ!……あっ……」
入った瞬間、エマの陰部は痙攣し、
エルヴィンの陰茎を圧迫する。
「……っ、相変わらず、
すごい締め付けだな……」
エルヴィンはエマの腰を支えながら、
小さく息を吐いた。
思わずエルヴィンの肩に顔を伏せるエマに、
「君の気持ちよさそうな顔が見たい。」
エルヴィンはそう声を掛け、
エマの顔を自分の前に持ってくる。
「いや、です……」
これ以上自分の乱れた顔を
見られるのは恥ずかしい……
エマは俯き、エルヴィンから目を逸らす。