第40章 ●焦燥感の後は
エルヴィンはエマの口内から
舌を出そうとするが、甘噛みされ、
再び舌を挿入すると
唇を包み込むように咥え、舌で口内を舐め回す。
エマは思わず身体をビクつかせ、
唇を離した。
「君から誘って来たんだろう?」
エルヴィンはそう言うと、エマの唇を奪い、
舌を吸い込むようにしてキスを続ける。
「んっ……はぁ、
でももう、ダメですっ……」
エマは息を弾ませ唇を離すと、
恍惚とした表情でエルヴィンを見つめた。
「……ダメと言う割にはいい顔をしているが。
キスだけで、いけるんじゃないのか?」
エルヴィンはそう言って
エマの後頭部を支えて自分に引き寄せ、
再び唇を咥え込むようにキスをする。
エマは陰部から
愛液が漏れ出すのを感じながら、
身体を激しく痙攣させた。