第37章 欲しい未来

「……リヴァイさん、抱いてもいいですか？」


エマの突拍子もない問いかけに、
リヴァイは思わずエマを少し離す。




「……急に何だ。」


目を丸くしたリヴァイの表情を見て、
エマは少し笑うと

「急ではないです。
ずっと思ってましたから。」

そう言って、リヴァイの手を引き寄せた。


「そうか。俺もだ。」

リヴァイは少し頬を緩めると、
エマをベッドに押し倒す。



「優しくはしてやれそうもねぇが、」
「大丈夫です。」

エマはリヴァイの言葉を遮り、
優しく唇を重ねる。



「……私に気は遣わないで下さい。」

リヴァイはエマの言葉を受け、
激しく愛撫を始めた。