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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第26章 涙の意味



「それでもエマさんは理解ありすぎだよ。
仕事が関係してるとは言え、
俺だったら絶対嫌だけど。」

「私だって嫌だよ!
でも、そんな自分の意思だけを突き通せない。
そういうことも理解して
リヴァイさんの恋人になった訳だし。」


ジャンは大きくため息をつくと、

「それが理解あり過ぎだって言ってんだろ。
ほんと変なとこで真面目だよな……」

そう言ってエマの手を握り、
少し歩くペースを速めた。


「え?な、なに?」

思わず焦った声を出すエマに

「今日は調査三日前だからな。
俺にもエマさんに
励ましてもらう権利はあるだろ?」

ジャンはそう言って笑いかけた。

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