• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第23章 望んでいない再会



「お前のとこの団長さんのお蔭で、
俺は塀の中に連れて行かれたんだぞ?
……だがお蔭で、“いいお友達”が
たくさんできたんだけどな。」

男はそう言うと、路地に視線を向ける。


すると、細く薄暗い路地から
数人の男が出てきた。



「どう?
今度も俺たちの事、言い上げてみる?」



男の目は笑っていない。
本気でそんなことを言っているのか?



エマは頭の中で、
ここを突破する方法を考える。


相手は5、6人。

もしかしたら、
まだ路地に隠れている可能性もある。

この人数から逃げ切れる気はしない…

そして、このまま喧嘩にでもなったら、
ジャンが危ない。


だからと言って、ゲームでなんとか
できる相手でもなさそうだ。




………という事は、
やることは一つしか思い浮かばなかった。


/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp