第21章 ●秘密
「すまない、私も我慢が足りないな……」
エルヴィンは呼吸を整えようと、
深く息を吐く。
エマはそんなエルヴィンを後目に、
「……はぁ、ん、エルヴィンさんっ、
まだ、足りないですっ。」
と、エルヴィンの陰茎を
手で包み込むように握った。
「っ……エマ、
さっきいったばかりでは、さすがに」
「大丈夫ですっ、エルヴィンさんなら、」
エマはそう言いながら、
エルヴィンの唇を奪う。
エルヴィンはエマの
突拍子もない行動に戸惑うが
滑らかに口の中に入ってくるエマの舌を
受け入れ、執拗に舌を絡めた。
エマは小さく喘ぎながら
身体をビクつかせる。
「エマ……
君はキスだけでいけるのか?」
「……んぅうっ、…みたい、です……」
エマは肩で息をしながら答えた。
「ダメだな………
薬のせいだと分かっていても、
興奮せずにいられそうにない。」
エルヴィンはそう言うと、
再び大きくなったものを
乱暴にエマに中に差し込んだ。
エマは声を上げエルヴィンの肩を掴む。
「んっ、あぁっ!!
もっと、くださいっ……!!」
エマの理性は完全に崩壊し、
ただひたすらにエルヴィンを求める。
エルヴィンはそれに応える様に
強くエマの中を突き続けた。