第8章 二年後
松田side
陣弥が1歳、俺たちは25歳になった。
櫻はあの潜入捜査をわずか1か月で終わらせた。潜入捜査は大体1年以上かけてゆっくり解決していくものを1か月で終わらせた櫻は24歳で警部補にまで上り詰めた。
俺は相変わらず爆処のまま。何度届けても受理されることはなかった。
『ただいま。』
「まま~!!」
「おかえり。」
『陣弥いい子にしてた?』
「うん!」
「まま、ままってずっと言っていたがな」
『かわいいなあ』
「明日、萩のお墓参り行く。俺はあいつらと行くが櫻はこれそうか?」
『もちろん。博士に陣弥預けた後ゼロたちと合流していくわ。』
「あちたははかしぇ??」
『そ、明日も博士。』
「はかしぇ~はかしぇ~」
陣弥は博士のことが好きみたいだ。
俺はあれ以来博士さんに会うことはなかった。
この時期は捜査1課に変なfaxが届いているみたいだ。