第7章 お墓参り
帰りの車の中で櫻に聞いた
「なんで事前に俺に相談しなかったんだ」
『今から、私のいうことを何も言わずに聞いていほしい』
「公安での潜入捜査か?」
櫻の顔が一気に警察の仕事しているときみたいな顔になった
『この前の、、爆弾犯がいた組織が判明した。そこはかなりのやり手で世界中の各国で爆弾を使っていろいろやっているらしい』
「そこに潜入するわけか」
『そう。日本にいるグループだけでも壊滅させないと。もしかしたら萩をやったやつもいるかもしれない』
「この前のやつがいたら櫻の顔ばれるんじゃねえか」
『私は顔も声も変装して潜入する捜査官のサポート。半年後に潜入する。博士にあなたの仕事のほうが危険だというほうが博士もあなたも納得してくれるかなと思って内緒にしていたの。』
「はあああ…わかった。公安の仕事が忙しくなるのは分かった。でもこれからは仕事の中身までは言わなくても仕事があるなら何事も俺に相談してからにしてくれ。」
『わかった。ごめんなさい。博士の番号教えるから、私の仕事中は博士に連絡して。』
正直納得はしてない。櫻に公安警察やめろとは言えない。
櫻にやめろという前に俺が爆処やめるほうが安全だからな。
陣弥のこと守りてえのに危険そうなことしかねえな
大きくなったら俺たちの仕事を陣弥は分かってくれるだろうか