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秘密の× × × 。

第2章 屋上


「ぁ、、、、、おい、誰かいんの?」

え、待って。この声ってもしかして、、

「は?お前なんでここにいんの?」

「、よし、だ、くん」

屋上に居たのは私の好きな人、吉田くんだった。

これはとんだハプニング。

吉田くんが顔火照らせながら睨んでくる。

どうしよう。

「もしかしてさ、俺のオナニー見てた?」

「えぇっ!?

み、みてないよ?」

「あれ?オナニーって単語知ってるんだ?

何も知らない純粋な委員長じゃなかったっけ?」

「ぇ、ぁ、、」

そう。

私は高校に入ると同時に変態を隠し、

何も知らないピュアな子を演じていた。

「へぇ。

あの委員長が人のオナニー見る変態だとはねぇ」

「だから、ちがっ!!」

「じゃぁさ、オナニー知らない?」

「し、知らない、」

「きっしょ」

「、ぇ」

待って待って待って。

吉田くんってこんなキャラの人だっけ?

私の知ってる吉田くんと違う。

吉田くんは何に対しても健気で

見えないとこで努力してる優しい人、、、。

「今日さ、俺の消しゴム拾ったよね?

あのせいで俺にお前の菌がついたんだわ。

普通に気持ち悪いからやめてくんね?」

え、、、。

吉田くんひどい。
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