第7章 義理じゃなくて【幸村】
「あっ…!ん、あっはぁ」
『どう…?』
「うん。気持ちいい…。もっとして」
〇の中は熱くて狭くて激しくしたらすぐに終わってしまいそうだ。
でも〇が望むならとグッとこらえてスピードを増す。
「あ、イきそ……。あ、ンッーー!」
『うん。俺もだ…』
〇がイッたのは見届け自分もと激しく腰を動かし
「いや、イッたばかりなのに…あっ!」
『ちょっと、我慢してて…っく』
逃げそうになる〇を逃がさないようキツく抱きしめてそのまま果てた。
少しして落ち着きお互い服を着直して紅茶を飲んだ。
沈黙が気まずい…
「あ、あの…幸村…ありがとう。でもこんな事しちゃったけど私まだ真田の事が…」
全部は聞きたくなくてすぐに唇を塞いだ
『分かってる。だから今じゃなくていい。〇の気持ちが落ち着いたらでいいから』
「…いつになるかわかんないよ?」
『大丈夫だよ。今まで何年も待ったんだ。待つのは慣れてるんだ』
「ふふ。そうだったね。ありがとう」
『改めて…俺と付き合ってくれませんか?』
END