第5章 まーくんの願い事
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「お待たせ」
「おまたせ、にゃん!」
「…なんだ、もうそんな時間なのか?」
トイレから戻ったさとにゃんを見て、潤くんが腕組みした
「あ?誰だその子は?…あの子猫はどうしたんだ?」
ん〜、さとにゃんが、さっきの子猫にゃんだけどにゃぁ〜…
そりは、言っちゃダメなのにゃ!
何でかは解んにゃいけど、とにかくダメにゃのにゃ!!
「すいませんオーナー。
俺、この後店に戻るんで、あの子猫は家のモノに迎えに来て貰って帰しちゃったんですよ
この子は親戚の子で、この後弟と遊びに行く約束をしてたもので」
「はぁ?…でも、何処から入ったんだ?全然気が付かなかったがの」
「しょんにゃコトより、おーなーさん!さとにゃんが毛繕いしてあげるから、汚れてるトコ教えてにゃ?」
「「「はい?」」」
……にゃ?
にゃんでみんなで、しょんにゃにキョトンってしてるにょにゃ?
さとにゃん、にゃんか変にゃコト言ったかにゃ??
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