第4章 不思議な石
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ぬきあし
さしあし
…しのびあじ
んにゃ?
また違う?
……
イイの!
しのびあじっ!!
にゃ?
しのびあじで、にゃにをしてるにょかって?
だから、しのびあじで行くトコって言ったら決まってるのにゃ〜♪
そりは…
「あぁ!会議に遅刻するぅっ!!」
Σびくぅ!!
「…そみまそん、しょちょ〜……むにゃむにゃ…」
にゃ、にゃんだ、また寝言にゃのか…
本当に、しょーくんはさとにゃんを寝言でビックリさせすぎにゃ!
後でイヤって言う程しっぽちゃんでべしべししちゃうんにゃから!!
まあ、そりはイイとして、にゃ…
ぼくはまた窓からこっそりお家を抜け出して、猫会議の会場の空き地に向かったのにゃ
さとし『きょうちゃ〜ん!』
きょう『あら、さとしくん、ひさしぶりね、どうしたの?』
空き地に到着したぼくをみて、きょうちゃんが首をかしげた
さとし『あのね、ぼくね、不思議な夢を見たんだけどね、どうしてもどんな夢だったか思い出せなくて…
だからね、だれか夢を思い出す方法知らないかなぁって、思って!』
猫1『夢、ですか?』
さとし『うん!そう!!』
猫2『それなら、ボスに聞いてみると良いのではなくって?』
さとし『ぼす?…って、だれ?』
きょう『コノ辺りを仕切っているボス猫よ。とっても物知りなの』
さとし『ふうん、そのボス猫ちゃんは、何処にいるの?』
きょう『商店街の裏のゴミ捨て場よ…行くなら案内してあげるけど?』
さとし『…案内だけ?』
きょう)『うん…ごめんねさとしくん…ボスには、ご用がない猫は無闇に近付いちゃいけない決まりになってるの』
さとし『そうなんだ』
きょう『どうする?行く?』
さとし『…うん、行ってみる』
しょんにゃ訳で
ぼくはきょうちゃんに連れられて、ボス猫ちゃんに会いに行ったのにゃ
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