第3章 さとにゃんと、さとしくん
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かきかきかきかきかき……
「さとしくん、何やってるの?」
かきかきかきかきかき……
「絵、描いてるのにゃ」
かきかきかきかきかき……
「何の絵?」
かきかきかきかきかき……
「じゅんくんにょ、お顔」
かきかきかきかきかき……
「あぁ、似顔絵?」
かきかきかきかきかき……
「うん、そうにゃ」
かきかきかきかきかき……
「それ…描いたのどうすんの?」
かきかきかきかきかき……
「えっとぉ………出来たにゃん♪」
「どれ、見せて……ぉお〜!!ぷ、プロ並み…(汗)」
「やったぁやったぁ〜♪
明日じゅんくんが帰ってきたらあげるのにゃもん♪」
ぼくは、しょーくんに出来あがったじゅんくんのお顔の絵をにゃぁ〜ん!って見せたにゃ
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