第6章 じゅんくんの願い事
はにゃ〜…
よくお喋りするおばちゃんにゃ…
にゃんでだーりんに質問して、自分で答えてるにょらろう?
気のせいじゃにゃかったら、さっきからだーりん、一言も喋ってにゃい気がするにゃぁ…
玉ねぎおばさん(←笑)が来てから暫くして“ほんばん”が始まった
さとにゃんはマネージャーさんに
「絶対お喋りしちゃ駄目ですよ」
って言われたので、お口を押さえてだーりんのお仕事を見学していた
でも
何だかだーりんが出たドラマの話しとか、舞台の話しとかをしてるんだけど
そのおばちゃんばっかがお喋りして、だーりんは頷いてるだけだった
そんでさとにゃん、だんだんウズウズして来ちゃったにょら…
「…マネージャーさん」(←一応ヒソヒソ声です)
「何ですか?」(←上に同じく)
「どうして、あのおばさんは、だーりんに、にゃんにもお話しさせてくれにゃいの?」(←口に手を当ててます)
「あの方は、誰がゲストでもあんな感じなんです」(←また上に同じく)
んん〜…でもぉ…
「さとにゃん、だーりんのお話し聞きたいにょら」(←頑張って小声で喋ってます)
さとにゃんがそう言うと、マネージャーさんはちょっと困った様に笑っただけで
何も言わなかったにゃ