第5章 まーくんの願い事
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すっかり女の子みたいになったさとにゃんを連れて歩くじゅんくんは、何でか凄く自慢げで楽しそうにゃった
芸能人はこそこそしなくちゃいけにゃいんだって、前にかずくんが言ってたけど
今日のじゅんくんは、みんにゃに見せつける様にさとにゃんと繋いだ手を振りながら歩いてたのにゃ
じゅんくんがかっこうぃ〜からにゃのか、さっきからみんにゃにジロジロ見られて、さとにゃんちょっと恥ずかしいにゃ///
「…せっかくドレスアップしたんだから、美味しいものでも食べて帰るか?」
しばらくぷらぷら何処に行くでもにゃく歩いてたら、じゅんくんが言ったにゃ
「…腹、減ったろ?」
「うん!…でも、美味しいもにょってにゃあに?」
まぐろとか、まぐろとか…えっと…
…まぐろとか?(←まぐろしか言ってませんが)
「…フレンチとか…食ったトコないだろ?」
「ふにゃん?」
ふれんち?
………
……Σふれんちっ?!
「にゃっ///じゅんくん、ぼくに、にゃにをするつもりにゃっ!
まだちゃんとお付き合いしてにゃいのに、しょんにゃのダメなのにゃ!!////」
「…はぁあ?」
しょんな、イキナリしょんな、ふれんちにゃことにゃんてっ!!////
いくら大好きなじゅんくんが相手でも、恥ずかしいのにゃっ!!!(←どうやら“破廉恥”と間違えたようです)
「…べつに付き合ってなくたって、フレンチくらい…まぁ、特別に想ってなかったら連れてかないけどさ」
「いやぁあ〜ん、さとにゃんまだ、子猫にゃ〜///」
「…いや、別に酒を勧めてるワケじゃないんだから」
じゅんくんは立ち止まると、さとにゃんの両手をむにゅっと掴んだにゃ
「……な?行こうぜ、ディナーデート」
「Σはにゃっ!///」
ダメにゃじゅんくん!
そんな至近距離で甘い顔して甘い声出されたら…
「……な?」
—だきっ
Σぐにょぉおーーーっ!!///
抱きついちゃもっとダメにゃぁあーーーーっ!!!/////
「……お〜まい、にゃぁ〜////」
—かくっ
「…あ、やべ…またやっちまった(笑)」
じゅんくん
気を付けなはれにゃ〜〜……
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