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鬼滅の刃 裏 短編集

第11章 言われたくて・宇髄天元


宇髄は悩んでいた。それは可愛い彼女が、好き、と言ってくれない事。元々彼女はどちらかと言えば控えめで恥ずかしがり屋だ。可愛い彼女に一目惚れし、なんとか口説き落とした。告白して、頷いてくれた時は、飛び上がるほど嬉しかった。それがいけなかったのか。付き合い始めても、彼女は、好き、と言ってくれない。宇髄が、好き、と言えば頬を染めて、私もです、と言ってくれるが、きちんと、好き、とは言わないのだ。


「、今日も可愛いな。」
宇髄は可愛い彼女を布団に押し倒していた。任務が早めに終わった深夜。帰って来ての布団に潜り込んだ。
「天元様、お疲れでは?」
「今はのが大事。」
宇髄はに口付ける。何度も角度を変えて啄むような口付けを繰り返せば、から力が抜けていく。
「かーわい、」
宇髄は耳元に唇を寄せると、囁く様に言う。
「好きだ、」
そのままもう一度口付ける。今度は舌を差し込んで、深く深く口付ける。
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