第34章 愛され方・宇髄天元、冨岡義勇

3人での夜ご飯も終わり、は2人よりも先に風呂に入った。
2人は、時間がもったいない、と一緒に風呂に入っている。
その間に布団を敷こうと思っては困ってしまった。の家には自身の布団と、客用の布団1組の計2組しか布団がなかった。とりあえず2組の布団を敷いて、は2人が風呂から出るのを待っていた。
「上がったぞ。」
「、、、今戻った。」
2人が風呂から戻って来た。2人はきちんと自分用の着流しを着ている。それは用意しといたのに、布団に気づかなかったのは迂闊だった。
「ごめん。お布団2組しかないんだ。今度来るまでに新しいの用意しとくね。今日はこれで我慢してくれる？」
が言うと、2人とも驚いたような表情になった。
「あぁ、布団か。すっかり忘れてた。」
天元が豪快に笑う。
「、、、問題ない。」
義勇が優しげに言う。
「2人とも疲れてるでしょ？ちょっと早いけど、寝ようか？」