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鬼滅の刃 裏 短編集

第32章 隠との恋の始め方・悲鳴嶼行冥


「悲鳴嶼様、お食事の用意が出来ました。」
「そうか、ありがとう。」
は悲鳴嶼邸の専属の隠だった。悲鳴嶼の為に食事を用意し、洗濯をし、掃除をし、その他諸々こなしている。
座った悲鳴嶼の前に食事を並べていく。
「今日は炊き込みご飯を作りました。たくさん食べてくださいね。」
「そうか、ありがとう。いつもすまないな。」
「いえ、これが仕事ですから。今のうちに他の部屋の掃除、してきますね。何かあれば呼んでください。」
は一礼すると、部屋を出て行った。
悲鳴嶼の自室の掃除は最低限だけ。他の部屋も掃除していく。
「。」
「はい、ただいま。」
悲鳴嶼に呼ばれ、居間に戻る。
「すまないが、おかわりと茶をお願い出来るか。」
「すぐお待ちしますね。」
炊き込みご飯は悲鳴嶼の好物だ。たくさん作ってある。余ったらおにぎりにすればいい。
「お待たせいたしました。」
が茶碗を置き、湯呑みにお茶を注ぐ。
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