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ヴァニタスの手記〜赤と緑の書〜

第15章 またね


「なんでそれを知ってるんだ?」

「ここへ来る前に泊まった所あったでしょ?」

「あぁ」

「‥ヴァニタスの部屋に行こうとしたらさ声がしたから聞き耳たてたの‥ごめんね聞いちゃったの‥ヴァニタスは私に恋愛感情ない事も‥ジャンヌに好きって言ってることも」

は寂しそうにそういった

「ロイド伯爵がいなくなったから‥私はここにいないといけないから‥もう一緒には行けない‥ありがとねヴァニタス‥色々あったけど久しぶりに会えて嬉しかった!楽しかったよ!ノエくんもありがとう!」

「ヴァニタス‥」

ノエが声をかけるとヴァニタスは唇を噛み締めた後笑顔で笑った

「‥俺も楽しかった!!行くぞ!!ノエ!!」
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