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ヴァニタスの手記〜赤と緑の書〜

第5章 諦めたほうが


「ロイドとは誰だ?」

「ヴァニタスには関係ない‥」

は赤い書を開いた

(ジャンヌがいればヴァニタスは助かる可能性があがる‥ヴァニタスには生きていてほしい‥)

「答えろ」

は目をそらした

「答えないのなら‥お前とはここまでだ」

「‥ヴァニタスから一緒に来いって言ったんじゃん」

「ヴァニタス!!確かに俺もそのロイドという人は気になりますが‥それより今は‥」

するとヴァニタスはを睨みつけた

「‥ヴァニタスが嫌でも私は一緒に行くから‥」

「ヴァニタス‥その話はあとでもいいか?私ははやく行かないと行けない‥こうしている間にも被害は大きくなっているかもしれない」
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