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【オメガバース夢小説】闇の中の光の波紋【HQ/影山飛雄】

第3章 このお話での世界設定


この世界では「第2の性」が12歳になると分かる世界であり、第2の性が判明次第進学先が変わります。
13歳~18歳まで一貫学校であり、αとΩは完全別離での寮生活を行います。
学校は外部からの侵入を防ぐ為に強化ガラスで作られたドームに覆われていて、侵入が出来ない様になっている。

学年は通年で1年から6年となりますが、1年から3年で1期(中学に当たる)、4年から6年で2期(高校生に当たる)と別れている。
どちらの性にも影響を受けないβに関しては任意の学校に入学が可能ではあるが、優れたαと同じ学業は精神的に厳しい事が多く、αの学校にはαのみ、Ωの学校にはβとΩが通っている。
学校の総称はβΩ側は「レヒツ」、β側を「リンクス」と呼ぶ。
19歳からの進学は第2性による分類をしていない為、全ての性の生徒が通う形になる。

ヒートはα、Ω共にある為両者へ抑制剤の投薬が国から義務付けらている。
αの抑制剤は注射式、Ωの抑制剤は錠剤式になっていて、αの抑制剤の方が効能・即効性が強くなっている(襲う側の為)。


両学校は隣接していて、互いの存在がある事の認識やヒートのフェロモンの匂いを学ぶ場ともなっている。
また教師は必ずβのみと法律で決まっている。

α・Ωで両校を行きゆきする事が出来るのは学生会(生徒会の事)の生徒のみで、通行許可証(ゲートカード)を使い共有部へ入る事が出来るシステムを使い、良好な関係を築いている。
ただし、入る為にはヒート関係なしに抑制剤の投与が必須となっている。


一親等の親族のみ数か月に一回の面会が設けられている。面会に関しては任意であり、毎回必須ではない。
また緊急時に関しては学校内へ入る事が出来る、特別通行許可証(イマールカード)が親族で発行が出来る。


この世界では「見た目と第2の性は無関係」であり、αだから身体が大きい、Ωだから身体が小さい、と言う事はない。
また、αの中で0.05%の確率で「Ωに見えるα(小柄な体格の持ち主)」が生まれる事があり、αの中でも特異な存在として重宝される。
が、α性が非常に強い為、専用の抑制剤があり劇薬に近く、投与後に酷い眩暈や嘔吐に襲われてしまう副作用があり、強靭な精神を持っていなければ耐える事が出来ない。
通称「小さき偉人(リトルアルファ)」と呼ばれる。
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