第5章 僕の朝活*
side.名前
「どう?初めてクリちゃんで達した感想は」
「はぁっ…クリちゃん?」
「このお豆さん。クリトリスの事だよ」
敏感になっている私のクリトリスを、またペロリと舐める。
「ひぁんッ♥」
“ビクッ♡”と身体が跳ねた。
クリトリスをクリちゃんとも言うのね。
覚えたよ。
「…えっと…昨日とは…違って…ちょっと怖かった…」
「そっか。でも毎朝ペロペロすれば慣れるよ」
毎朝、するんだ。
これも慣れるのかな?
「大丈夫?」
「…うん…何とか…」
「これから少しずつ育てていこうね♥」
「はい」
これで悟さんの好みの女性に近づくのなら、頑張る。
「さて。一緒にお風呂に入ろうか」
「えっ?」
「もう一線を越えたんだから、きちんと妻としての役割を果たして貰うよ?」
「う、うん」
お風呂場に行ってしまう悟さん。
私はもう少し休まないと動けそうにない。
悟さんの言う妻の役割って何なんだろう?
今のところ。
エッチなことしか教えて貰ってないんだけど。
やっぱりお掃除やお洗濯もきちんとしないとだよね。
悟さんに頼りっぱなしは良くないし。
力が入るようになってきた頃に。
悟さんが寝室に戻ってきた。
「さあ。行こうか」
ふわりと抱き上げられて。
その状態で悟さんに、お風呂場へ連れて行かれる。
温かい湯船にちゃぽんと浸かった。
「温かいね」
「うん」
恥ずかしいんだけど。
これもお約束なのかな?