第16章 お花見交流会*
side.五条悟
名前背中に僕の印を刻んでいく。
「名前。好きだよ」
「はぁっ…うんッ♥私もっ…好きっ」
吸いつく度に、“ビクッ♡”っとなる敏感さ。
それが堪らなく愛おしい。
「もう僕以外に触らせちゃダメだよ?」
「あんッ♥はぁっ…うんっ」
名前の滑らかで白いに肌に、紅くついた印。
それを指でなぞった。
「んんッ♥」
「可愛い反応だね。そんな声、誰にも聞かせちゃダメだよ?」
名前の顎を引いて、キスをする。
“ちゅッ♡ちゅうッ♡くちゅッ♡ちゅッ♡”
「んっ…はぁっ…んんっ…んっ…」
「はぁっ…愛してるよ」
「私も」
チュッと唇を離す。
「名前。もう暗くなってきたけど、どうする?今からお花見に戻る?」
「…悟さんに抱っこしてて貰いたい…」
「いいよ」
名前の身体を腕に収めて、足を絡め合る。
すると直ぐに規則正しい寝息が聞こえてきた。
君の可愛い寝顔を見ていいのも。
この柔らかい身体に触れていいのも。
僕だけなんだ。